膝の痛みと姿勢

膝の痛みと姿勢

膝の痛みの原因にはいろいろありまし、その主な
原因に膝そのものの問題があります。

膝は何故そのような問題が起こるのでしょうか？

たしかに加齢というものもあると思います。

しかし年配者でも痛みのない方もいます。

本当に年齢だけでしょうか？

膝関節に問題が起きるその原因の一つに姿勢の問題
があります。

姿勢が悪いとその影響が膝にも波及します。

これは膝だけにかかわらず、腰痛、四十肩などの
疾患にもいえます。

膝関節に問題を起こす姿勢にもいろいろタイプ
があります。

お年寄りの姿勢を思い出しましょう。

背中が曲がり、そのまま腰も丸まりっています。

腰が丸まると人間の構造上膝が外側に広がってし
まいます。

いわゆるO脚方向に膝が向いてしまいます。

O脚になると、歩くたびに着地のときに膝が
外側に逃げてしまいます。

そうなると太ももの骨と脛の骨の内側がぶつかり
痛みがでます。

変形性膝関節症の方の多くは膝の内側の痛みを
訴えます。

これはそのためです。

また背中が丸まると重心が後ろに向かいます。

このとき後ろに倒れないように前の筋肉で支えます。

そうなると膝関節の前の筋肉が常にがんぱらないと
いけないので、膝の負担が増大します。

このように姿勢が悪いとその影響で膝に問題が起こり、
悪い状態を続けているのでその結果膝に変形が起きるのです。

姿勢を正すのは見た目をよくするだけでなく、変形性膝関節症
の改善にも役立ちます。